子供にテレビやDVDを見せると、
「もっと見たい！もっともっと見たい！！」と、号泣する。

「たくさん見たよね。もうご飯の時間だよ。」
と説明すると、

怒りが爆発して、
おもちゃを投げて部屋をめちゃくちゃにした。

子育て中に、そんな事はありませんでしたか？

うちは、なかなかな要求をしたので、
数か月テレビを封印していましたよ。

<封印の儀>

今日は、納得いかなくて大暴れしていた娘が、

「やらなきゃいけないこと」を
全部！速やかにやり、
あふれる情熱の取り扱い方法を習得できた！

そんなお話をしたいと思います。

（5歳で、これをマスターできたなんて
スゴイ！と、４5歳児は尊敬しています）

「子どもの邪魔をしてる？」と思った理由

「プリキュア」や「仮面ライダー」。

日曜の朝に放送されている
子どもたちが大好きな番組ですよね。

我が子は5歳になりますが、
実は私、最近まで見せていませんでした。

「なんかイヤ！」と思っていたのですよね。

そんな時、友人から、こんな意見を聞きました。

「子どもの
知りたいという欲求を 満たしてあげることが、

その子の 自己受容感や、自己肯定感を高める
のではないですか？」

ドキッ！( ﾟДﾟ)

「〇〇ちゃん（我が娘）は、
足らないから 「もっと！」と言うのですよね。
それって自然なことですよね？」

グサッ！（>_<）

「日本人は、 「ダメ！」と言いすぎじゃないですか？」

チーン！((+_+))

心の弱い部分に刺さりました。

そして、極めつけが、
落合陽一さんのYoutubeでの発言です。

「子どもが夢中でやってることは、僕は止めませんね」

そうだった。そうだった。
脳の発達にも、それが良いって
昔読んだ育児本にも書いてあった。

この有難い２つのキッカケを元に、

「私はテレビや、
プリキュアの何がイヤなのか？
娘をどう育てたいのか？」

改めて、考えてみることにしました。

そしたら、たった１０分で、見える世界が変わったんです。

「プリキュア」を見せなかった意外な理由

ディズニキャラクターは、
小さい頃から見せています。

なぜ、プリキュアはイヤなんだろう？
その違いは？

すると、すぐに答えが出ました。

グッズを買っても、
1年で放送期間が終わります。

そしてまたすぐに
新しい番組のグッズに変わるという
【資本主義の奴隷】のような印象がイヤだったのです。

あとは子供がテレビをダラダラと見て、
体や感性を使わなくなるのも不安でした。

他にも、「イヤな理由」を書いていくと、
幼少期の悲しかったことなんかも出てきました。

私も母に、やりたい事を禁止されていたのです。

「だからって、子どもにしてもいいの？？？」

「性格」、「個性」、「タイプ」に合わせる

次に娘の性格です。
外交的で、トレンドに敏感。

私とは真逆のタイプ。

お友達とプリキュアごっこをしているので、
セリフやポーズなどの詳細を
詰めておく必要があるんですって。

（それ、必要・・・？）

ボッチ歴が長かった私からすると、
そう思ってしまいます。

自分と違う考えを押しつけられたら、
どう思うでしょうか？

イライラしますよね。

でも、ノートに考えをまとめていくうちに、
こんなことも思い出しました。

「私も親にテレビ番組や
ゲームを禁止されてたな～」

「でも、親に「いやだ！」って、
言えなかったな～」

５歳の自分を思い出すと、
自己主張をしっかりしている娘に対して、
尊敬に近い感情が浮かんできました。

そして、結論を書いたノートを持って、
娘に相談しました。

「お母さんさ、
プリキュアを見るためのお約束を
３つ考えたんだけど、
聞いてもらえるかなあ？」

娘は目を輝かせて「いいよ！」と言いました。

そして、ルールについても、「わかった！」と快諾！

子供の変化。人は誰でも「時間マスター」になれる？

そして、ドキドキの日曜の朝８時３０分。

娘は平日よりも早く起きて、
着替えをして、
パジャマを洗濯カゴに入れ、

朝食を食べて顔を洗い、
歯磨きをして、
プランターの水やり。

そしてワークを終了してました。

平日は、８時５０分までかかっている
ルーティーンが２０分も短縮できました。

夕方に回しているワークも終わっています。

（えっ？すごくない？？）
夫と二人で驚きました。

「プリキュア♪プリキュア♪プリキュア～♪」
娘が歌いながら踊る姿を見ながら、

「ちゃんと考えてみて、良かった～。」と思いました。

ちゃんと考えた「ルール」で、すぐ解決！

ちなみに、私が娘にお願いしたルールはコチラです。

１，始まる前に全部やっておこうね。（上記の朝のルーティーン）

２，グッズは買いません。作ろうね。

３，録画はしません。その時間に見ようね。

よく子供に何か約束した後で、
「ハイ、追加！」 「これは変更！！」 となって
イライラされていましたが、

最初に考えてから書いているので、
その心配もいりません。

もし必要な場合は、
その時に娘と二人で考えようと思います。

さっそく初回に、ちょっとモメました。

「もっとプリキュア見たい」と娘。
いつものパターンだ。

でも、ルール３で録画をしていないことは
娘も理解しています。

そこで、ルール２を使って提案をしました。

「プリキュアの絵を描いてみたら？一緒に描く？」
すると、娘は嬉しそうに言いました。

「クルルン（プリキュアに出てくるキャラクター）を描くよ！」

最初は出来栄えが気に入らなかったようですが、
４回目には、本人が納得する出来栄えでした。

色を塗って、ハサミで切って、ルールの紙の上に貼りました。

私（親）の願った通りになっている！！！

「こんなカンタンな事で、数年も悩んでいたなんて。」

そう思う瞬間もあるけど、
「５歳の時点で気づけて良かった！」
こう思う事にします。

これからも
娘の「好き」のエネルギーを使って、
子育てを楽しもうと思います。

今回うまくいったポイントをまとめると、
こうなります。

１，子どもの好きな事を選択する

２，親の意見を考えてみる

３，ルールをつくる

「子どもが全然言う事きかない！！」
そんな悩みがある方は、

①が「親の好きな事」になっていないか？
②に抜けがないか？
③は、実現可能か？

そちらも、
ご参考にしていただけたら嬉しいです。

「好きなこと」のエネルギーを借りる

私は今、４０何年間苦手だった
時間管理に取り組んでいます。

今回の娘の出来事で、こんなことを思いました。

「時間って、作れるんだ」

これって、私もマネできますよね？

お洗濯を干したら、チョコ1個！
とか、

ブログ書いたら、コーヒータイム！とか。

スケジュールには、ついつい
「やるべきこと」を書いてしまいますが、

その後の「ご褒美をメイン」に組み立れば？？？

不器用な私だって、
タイムマスターになれますよね。

「時間ないし、今は無理かなあ？」
そんなところから、計画に入れていきます。

ちょっと楽しくなってきました♪

タスクをこなす人生より、
楽しむために生きる方を選びます！

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